製造業向け予実績管理システム

Q1.予実績管理システムとはどのようなシステムですか?

A1. お客様企業における”間接コスト”を管理対象とし、予算編成から実績把握・検討までのPDCAを行うシステムです。

元々お客様企業内で予実績管理はされていたのですが、手作業がメインであったため、どうしても時間が掛ってしまい経営判断が遅れるという課題がありました。

導入前
そこで本システムのゴールを「徹底的な見える化」と「スピーディな経営判断」として課題解決に取り組みました。
具体的なシステムの流れは、
①各部門の予算データ(Excel)と、基幹系システムからの実績データ(人件費・経理・購買データなど)を取り込み集計。

②利用者が予算と実績を様々な視点から比較検討。

③改善策の検討、予算の再編成を行う、というものです。

導入後

Q2.どのような技術を使いましたか?

A. だれでもどこからでもシステムを利用できる必要があることから、Webシステムを採用しました。
具体的には ASP.Net MVC + jQuery + Oracle を使用してシステムを構築しました。
jQueryを駆使して作成したドリルダウン機能が個人的には気に入っています。

Q3.お客様にどのようなメリットがありましたか?

A. 導入前は、Excelで管理されており実績データの転記作業や集計作業などに膨大な手作業が発生していました。
また、予算と実績の差異の内訳を瞬時に確認する事が難しく、差異の内訳を検証するために余分な時間を浪費していました。
導入後は、膨大な手作業が自動化された事により残業時間が削減され、本来の分析業務に時間をかけることが可能になりました。
また、どこでインパクトが起きているのか、どういった理由で起きたのか、といった定量・定性情報を経営層がスピーディに判断し、経営をコントロールできるようになりました。

Q4.どのような点が苦労しましたか?

A. 実際に利用される年齢層を考慮し、どのようなUIがお客様として直感的に操作しやすく分かりやすいのか非常に悩みました。
実際に利用されるお客様と密接なコミュニケーションを行い、最終的にはお客様に満足していただけるものが出来たと思います。

Q5.今後はどのようなシステムを構築したいですか?

A. これまでの経験と業務のノウハウに基づいて、お客様と一心同体になって
「何が、お客様にとって効果をもたらすことか」
「それに対し、システム開発側は、どんなことをするのがベストなのか」
を常に考えて、お客様に最適なシステムを提供したいと思います。

[システム情報]
お客様: 製造業 (社員数300名)

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