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開発実績
製造業様向け仮想マシン構築申請Webシステム
■システムの概要
製造業様向け仮想マシン構築申請システムとは、
社内及びグループ会社向けに構築された仮想情報基盤に仮想マシンを立てる申請を
Webシステム化したものです。
仮想情報基盤の運用は既に行われていましたが、
仮想マシン作成の申請書を手書きで作成し、依頼内容をもとに手動で
仮想マシン作成が行われていたたため、システム化及び自動化したいというのがご要望でした。
仮想情報基盤への仮想マシン作成・申請は既存のプロダクトがありますが、
ワークフロー機能・会社の管理・ユーザ権限・課金管理といった機能において
ユーザ様がご不満を持たれている点があり、仮想マシン作成の自動化については
既存のプロダクトを使用し、それらと連携する形で仮想マシン作成の申請について
Webシステムを開発しました。
■システム構成
- Programming language:Java
- FrameWork:Struts
- DataBase:Oracle
- プログラムは大きくWebシステムと連携バッチと課金バッチの三つで構成されています。
- Webシステムは申請情報の入力、ワークフロー、各種情報の閲覧、管理機能を持ち、
それらの情報はDBに格納します。 - 連携バッチは分単位で定期的に動作し、申請情報を元に仮想マシンの作成を別システムに依頼します。
- 課金バッチは月単位で定期的に動作し、申請情報を元に仮想マシンの費用を計算しDBに格納します。
仮想マシンの作成は時間がかかる処理であるため、Webシステムと分離することで待ち時間が発生しないようにしています。
■システム導入のメリット
【導入前】
- 仮想マシン作成の申請を手書きで行っていました。
- 仮想マシン作成を手動で行っていました。
【導入後】
- システム化により、仮想マシン作成の申請で入力するネットワーク等一部の項目が選択項目となったため、入力が容易になりました。
- システムのワークフローにより申請の承認を行った者や作成後の確認を行った者が一様に管理できるようになりました。
- 仮想マシン作成において、OSインストールやウイルス対策ソフト等のインストールが自動で行われるため、運用管理者の負担が減りました。
■今後の展開
前述の通り、仮想マシン作成の申請については既存のプロダクトがあるため、
同様のシステムの出番は少ないかもしれません。
ただ、各種作業の自動化は今後も多様なプロダクトで行われると考えられるため、
自動化のプロダクトと連携する開発経験を活かしご提案していけたらと考えています。