介護施設様向け人型ロボットを活用した歩行測定システム

ロボットやAIを活用したシステム!

株式会社S様 / 介護事業

Webシステム

OVERVIEW

概要

介護施設様向け人型ロボットを活用した歩行測定システムとは、介護対象者に対して定期的に行われている歩行測定(歩行能力)を介護対象者の方やそのご家族が確認できるようにしたいというご要望から開発した、人型ロボットに搭載しているカメラで動画撮影を行い、その動作及びスクリーンショットをいつでも確認できるシステムです。

人型ロボットで動作するアプリは別会社のご協力のもと開発が行われ、当社はアプリとの連携(WebAPI)、動画の保存、動画からスクリーンショットの切出しについて開発しました。

システムの構成

プログラムは大きくWebAPIとWindowsサービスの二つで構成されています。

  1. WebAPIはDBから施設の一覧、ユーザの一覧、歩行測定結果の一覧等を表示する機能に加え、歩行測定結果の受信機能を持ち、動画はファイルに保存しその他はDBに保存します。
  2. Windowsサービスは動画の形式変更(avi→mp4)に加え、動画から複数毎のスクリーンショットを抜き出す機能を持ちます。
    スクリーンショットは顔認識を行うAIサービスを利用し、顔が最もきれいに写っているスクリーンショットを3枚保存します。
  3. 別途機能として歩行測定に限らず動画を撮影し、同様に保存する機能も開発しました。

Programming language:C#
DataBase:SQLServer

MERITここがポイント!

ポイント01

自動化により運用負担なく利用

歩行測定の動画の撮影・保存やスクリーンショットの作成が自動で行われることで、手間を増やすことなく要望が満たされました。

自動化により運用負担なく利用

ポイント02

ロボット使用による+α

人型ロボットのアプリを使用することで、普段からロボットを使用しての動画撮影が可能となり、日常の様子を介護対象者のご家族が確認できるようになりました。

ロボット使用による+α

ポイント03

履歴情報の閲覧も

歩行測定結果には評価も含まれるため、過去の評価履歴を一覧表示することで簡単に評価の経過を確認できるようになりました。

履歴情報の閲覧も

OUTCOME結果と今後

今後、同様の介護施設への展開を進めているため、管理機能やWebサービスからの動画閲覧等の機能の拡充を予定しています。